ごえんぼう

2018年03月12日(月曜日)

ごえんぼう

 先週の本紙「きいボード」で「家庭用ロールカーペットは絶滅危惧種」と紹介していた。ドライバー不足で重い荷物が敬遠され、その最たる商品であるロール物が市場から消えるという話だ▼「同じ問題は服地でも起きている」と卸商。広幅物の運賃が昨年から急上昇した。「重量で価格差はあったが、サイズまで細かく言われるようになった」。具体的には反物の幅160㌢が目安という。ドライバーの高齢化と男性に比べ背が低い女性の進出が背景にある▼ある調査では2017年の物流トラックのドライバー数は83万人。今後10年間で需要は96万人にまで増える一方で、供給は72万人にとどまり、24万人不足するとの予測がある。都内中心部では既に、配送はしても「集荷はしません」という業者もある▼「いやさ、自動運転が普及して解決するさ」。本格的な実用化までにまだ10年はかかろう。物流を巡る追い掛けっこが続きそうだ。