中国の生地輸出/アフリカ向け 急増/縫製工場進出が需要呼ぶ

2018年03月12日(月曜日) 午後4時43分

 【上海支局】中国からアフリカへのテキスタイル輸出が急増している。豊富で安価な労働力を生かして中国系欧米向け縫製工場の進出が相次いでいるアフリカだが、現地には素材背景がないためだ。

 中国紡織品進出口商会がまとめた2017年のアフリカ向けテキスタイル輸出は81・34億メートル、67・69億ドルで前年に比べ、17・9%、13・1%それぞれ増えた。数量では最大市場であるASEAN地域向け(117・64億メートル)の約7割の規模。ただ1メートル当たりの単価は0・83ドルで、全輸出の平均単価1・23ドルに比べ約24%安い。アフリカ縫製品が低価格帯の商品であることをうかがわせる。

 国別ではナイジェリア向けが18・28億メートル(前年比77・5%増)、12・90億ドル(55・3%増)で最も多い。相手国・地域別ランキングでは10位に入った。