17年中国生地輸出入/アフリカ、ASEAN向け増勢/輸入はベトナム、イタリア伸長

2018年03月13日(火曜日) 午前11時34分

 【上海支局】中国紡織品進出口商会がまとめた2017年生地貿易は、輸出額が前年に比べ4・1%増の549・37億ドル、輸入額が1・3%減の55・96億ドルだった。国・地域別では、輸出はアフリカ、ASEAN地域向けが増勢で、輸入はベトナム、イタリアが伸長した。

 既報の通り、アフリカ向け輸出は67・69億ドルで、前年に比べ13・1%増えた。国別ではナイジェリア向けが12・90億ドル(55・3%増)で最も多かった。

 ASEAN向けは、フィリピン、カンボジア、ミャンマーがいずれも2桁%で増えた。ベトナムは1・6%の伸びにとどまった。パキスタンは10・7%減った。

 輸入はベトナム、イタリア、米国が伸長。1メートル当たりの単価ではイタリア(11・03ドル)とベトナム(1・89ドル)で大きな開きがある。日本は3・6%減の12・37億ドル(単価は4・42ドル)。

 輸出の品目別では、化繊織物が1・1%増の200・94億元とほぼ横ばい、メリヤスなどのその他生地が11・5%増の203・82億元だった。

 輸入は羊獣毛織物が2・0%増の4・12億ドル、その他生地が1・4%増の23・28億ドルで伸びたが、綿、絹、化繊織物はいずれも前年割れした。

〈「逆転はまだ」/深センと香港のGDP〉

 深セン市統計局は、一部メディアで深セン市と香港の域内総生産(GDP)が逆転したと報じられていることについて、逆転はしていないが香港との差は縮まっているとの認識を明らかにした。ニュースサイトの「深セン新聞網」が伝えた。

 香港政府統計処は2月28日、香港の昨年のGDPが2兆6626億香港ドルだったと発表した。一部メディアでは、これを当日の香港ドルの対人民元相場で換算したため、人民元換算した金額が2兆1530億元となり、深セン市が先頃発表した昨年のGDP(2兆2438億元)を下回った。

 しかし、深セン市統計局は、統計発表当日の為替レートによる換算では客観性を欠くため、年平均為替レートで比較すべきだと指摘した。

 香港政府統計処によると、昨年の年平均為替レートは1元が1・1552香港ドルであり、これに基づくと、香港のGDPは2兆3049億元で、香港がまだ611億元上回っている計算になる。

〔NNA〕