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特集 インナー・レッグ/レッグ分野は刷新目立つ/快適性プラスアルファの提案

2018年03月14日(Wed曜日) 午後4時33分

 比較的安定したマーケットを形成しているインナー・レッグウエア分野。その中でも一つのカテゴリーとして完全定着し、良好な動きを見せているのがハーフトップやソフトブラなどに代表される“快適”商品群だ。その勢いは現在も続いているが、大手SPAなどによる積極的な仕掛けもあって競争は激しさを増し、一部では飽和感を指摘する声も出てきた。各社は快適性プラスアルファの打ち出しを志向しており、市場に新たな波が押し寄せる気配がある。

 17秋冬のインナー市場について、メーカーに聞くと「厳しかった」という声が返ってきた。例年と比べて寒くなる時期が早かったことや気温の低い日が多かったことなどを要因にブラジャーやショーツが伸び悩んだ。その一方で防寒系肌着の販売は順調だったが、市場全体を支えるには至らなかった。

 そのような状況下であってもハーフトップやソフトブラなど、着用快適性を訴求するアイテムは総じて堅調な動きを示した。幅広い年代の女性に支持されるようになり、“快適”や“楽”は欠かすことができないキーワードになった。各メーカーともさらに打ち出しを強める方針で、提案アイテムも高度化が進む。

 ワコールのワコールブランド事業本部は“新・解放”系を継続強化し、快適・健康志向の高まりや多様化するライフスタイル、ニーズに応えていく。新商品の「スハダ ワン」は、前中心に新開発の“マイクロフレーム”(樹脂フレーム)を内蔵し、快適な着け心地と造形性を兼ね備える。

 フジボウアパレルは「BVDレディース」から、職場や家事など女性の日常生活を快適にすることを目的に商品化したハーフトップ「働楽(はた×らく)」を新投入。シルク風合い糸から生まれる優しい質感などが特長となるほか、汗をかきやすいバスト下部にはスポーツ用途で使われている高機能素材を活用する。

 これらの快適領域と同様に今後の伸長が期待されているのがスポーツ分野で、特にヨガやウオーキング(ジョギング)などの軽い運動で着用するスポーツブラに注目が集まる。運動時にスポーツブラを着用する女性の割合は3割程度にとどまっていると推測され、大きな伸び代があると目されている。

 ただし、競争も激しさを増している。快適領域では大手SPAなどがノンワイヤーブラの提案を強め、スポーツブラではスポーツアパレルによる商材開発が活発化の様相を呈する。インナーメーカーは自社のノウハウや知見を生かし、サイズ感やバストメーク機能などで差別化を図っている。

 他方、レッグウエア分野を見ると、主要販路の一つである百貨店が縮小基調で、17秋冬は婦人と紳士ともその傾向から脱しきることはできなかった。しかしながら紳士靴下などについては単価が上がる傾向にあり、ナイガイは「商品の価値が認められるようになってきた」と話す。

 商品を見ると、タイツ・ストッキングのリニューアルが目立つ。グンゼは「サブリナ」を刷新し、素肌感や丈夫さを追求した。20代の需要を取り込むための新商品を含めた8アイテムをそろえた。アツギは「アスティーグ」で開封後も商品が一目で判別できる工夫を施した。福助は主力の「福助」を「fukuske」にリニューアルして訴求を強める。

〈ワコール「ワコール」/造形ブラにもこだわる/執行役員 ワコールブランド事業本部商品統括部長 芝原 和宏 氏〉

 17秋冬(2017年7~12月)の婦人インナーの売上高は、店頭販売ベースで前年同期を2%ほど上回りました。閉店もあったので、既存店ベースではそれ以上を確保したことになります。

 百貨店も前年並みを確保しました。インバウンド効果や株高による富裕層の購買意欲増が背景にあると思います。チェーンストアは閉店がかなりあったにもかかわらず、前年実績を上回りました。

 14年発売のチェーンストア向けブランド、「アルラ」が2桁%伸び、ハーフトップの「ゴゴチ」、ボトム(ガードル)の「肌リフト」も好調でした。

 販路別で最も伸びたのは専門店で、10%近い増収です。けん引しているのは、専門店向けブランド「サルート」です。専門店は10年近く前に底を打ち、その後は右肩上がりで推移しています。

 アイテム別では、ブラジャーが前年同期比5~6%増です。ゴコチがけん引したのですが、ベースが大きい造形性のあるブラが前年実績を維持したことも貢献しています。

 ハーフトップへのニーズは高まっており、この流れに対応します。しかし、それだけに頼ると、インナー(売り場)が同質化します。当社は、造形のためのブラにもこだわります。ワイヤー使いのブラの維持拡大を図るとともに、16春夏から展開している「スハダ」を新たな柱にすることにも取り組みます。

 18春夏に向け、スハダ・ブランドで、「スハダ・ワン」を発売します。着け心地を重視したブラは造形性に不満が出がちですが、スハダ・ワンは、ノンワイヤーでありながら、新開発の小さな樹脂フレームを前中心に内蔵しているため、楽でかつ造形性もあります。1月末から2月にかけてのテストセールは順調で、「初めての感覚」の商品だとの声を頂いています。

 百貨店向けの「パルファージュ」を、「インカラット」で展開していたテイストも包含するブランドにします。同時に、インスタグラムやツイッターなども駆使したマーケティングで顧客との関係性を強めます。

〈トリンプ・インターナショナル・ジャパン/新たな切り口で提案を/トリンプコア&サブブランド統括部ブランドマーチャンダイジング部シニア・マネージャー 中村 宏一郎 氏〉

 17年の秋冬は気温の低い日が多かったことで、防寒アウターが好調に推移したといわれています。一方でインナー分野は、暖かさは特別な機能ではなく、一般的な保温肌着はタンスの中に1着はあるのが当たり前になりました。寒ければ売れるというものではなく、新基軸でなければ戦えないのが現状です。

 当社も新しい切り口の商品は好評で、昨年9月に投入した“着る日本酒”「あったかじょっぱり保湿インナー」は、発売1カ月の売り上げ枚数が昨年の主力インナーと比較して約2倍を記録しました。昨秋デビューの「天使のブラ 魔法のハリ感」も好調な販売を示し、「天使のブラ」シリーズは累計販売枚数が2千万枚を突破しました。

 18春夏についても、消費者にとって新しいものを提案していくと同時に、人気シリーズの天使のブラと「恋するブラ」の打ち出しも充実させます。天使のブラでは2月に魔法のハリ感の春夏アイテムを上市したほか、「天使のブラ スリムライン」からノンワイヤータイプが新登場します。

 今シーズンも快適インナーの人気は継続すると予想されます。そのけん引役を務めてきたと自負している「スロギー」シリーズでは、プレミアム・コンフォートラインを国内百貨店の限定店舗で発売します。

〈ワコール「ウイング」/「ワコール」と連携意識/チェーンストア事業本部ウイングブランド インナーウェア企画商品部長 辻本 浩司 氏〉

 17秋冬(2017年7~12月)の婦人インナーの売上高は、閉店があったにもかかわらず店頭販売ベースで前年同期を上回りました。

 7~9月はブラジャーの売れ行きが良かった。けん引したのは、プレステージブランドの「レシアージュ」です。7~12月累計で前年同期比2桁%増です。黒地に小花柄というデザインが受けたのだと思います。ノンワイヤーの「きちんと楽ブラ」も好評で、7~12月で40%増です。

 10~12月は、ニット肌着がけん引しました。気温が低かったことに加え、「綿の贅沢」などの売れ筋に集中して生産したことが奏功しました。

 17年4月から、チェーンストア向け「ワコール」と「ウイング」の販売の組織が統合され、店頭のビューティーアドバイザー全員が、両ブランドを接客することが可能になりました。この効果も出ています。

 18春夏に向けても、ワコールとの連携を意識した商品戦略で臨みます。ウイングは、ワコールより安いのですが、ワコールの廉価版ではありません。ワコールの売り場には必ず販売員がいますが、ウイングはそうではない場合もあります。ですので、自分で選んでもフィットするような商品設計となっています。それぞれのブランドの価値を最大化することが重要だと考えています。

 期待商品の一つは、ブラストレスから解き放つ着け心地にこだわった「ときはなつブラ」です。春は「リラックスメイク構造」でブラのワイヤーストレスを、夏は吸汗速乾素材を採用してベタベタなどの着心地ストレスを解放した新商品を提案します。ボトムでは、体の動きに合わせてフィットする、伸びやかなはき心地の「バレリーナフィット」のドライ・タイプを発売します。

 「ノン!PK」パンツにもぜひ注目してほしいですね。「パンツのくい込みが気になる」という中高校の声を受けて、ワコール人間科学研究所の人体研究を活用して開発したくい込みにくいパンツです。SNSなど、生徒が目にしやすい媒体でもアピールします。

〈グンゼ/補整力あるハーフトップ/レディスMD部長 千葉 あゆみ 氏〉

 2017年4~12月のインナーウエア事業の商況は、レディスインナーを中心とした差異化商品やスポーツカテゴリー商品の拡販、そして電子商取引(EC)やSPAなどの成長チャネルの増販により順調に推移しました。

 18春夏に向けては、インナーウエアブランドの「トゥシェ」で、ブラ並みのバストメークが可能な新タイプのハーフトップ、「フューチャートップ」を3月上旬に発売しました。

 ハーフトップにブラジャー並みのバストメーク機能を持たせることは難しかったのですが、フューチャートップはそれを可能にしました。一体型モールドカップを内蔵しているので、カップ形状が崩れにくく、立体的なバストラインをつくれます。また、カップ部分にはソフトメッシュフレームを使用し、ワイヤーブラジャー並みの補整力を実現しました。

 同ブランドで展開する「縫い目0」シリーズにも、新色・新柄のハーフトップが登場します。同シリーズは、接着とカットオフでヌーディーな着心地を実現した商品群です。

 「キレイラボ」の人気シリーズ、「完全無縫製」ハーフトップをフルリニューアルし、3月上旬に発売します。新型パッドを採用してバストのフィット感を高めるとともに、アンダーバストを安定させるように改良しました。[縫い目0]シリーズ、「キレイラボ」の「完全無縫製」シリーズのいずれも、縫い糸を全く使わず、安全で耐久性に優れた接着剤で仕上げる特許出願済みの技術を採用しています。襟ぐり、裾、袖口なども切りっ放しにしているので、縫い目による肌へのストレスが軽減されます。洗濯タグもなくして転写プリントにし、ストレスフリーの着心地を追求しています。

〈アツギ/消費者との距離縮める/繊維事業本部 マーケティング部長 井上 優哉 氏〉

 日本国内の婦人レッグウエア市場はアウターほどの乱高下がなく、比較的安定して推移しています。そのような状況下で、17秋冬はルームソックスのローゲージ商品をはじめとする防寒アイテムの動きが良かったと聞いています。当社も厚手のタイツやウール系などが順調で、前シーズンを上回る水準となりました。

 18春夏に向けてもさまざまな仕掛けを行うことで消費者との距離を縮めていきます。その一つがプレーンストッキング「アスティーグ」の刷新です。11種類あるアスティーグは「開封後に商品が見分けにくい」のが難点でしたが、新たに商品名を記載したオリジナルバックマークを付与し、はきたいストッキングが簡単に判別できるようになりました。

 今回の刷新では開けやすい包装形態「スムーズオープン」も採用しています。これはストッキングを中台紙に巻き付ける形にしているため、取り出しやすく、伝線もしにくいのが特長です。個別のアイテムでは、着圧タイプの「アスティーグ【圧】」を大きくリモデルし、「もっと、はきやすく。もっと、美しく。」をコンセプトにした商品に生まれ変わりました。

 18春夏では「アツギ・ザ・レッグバー」を立ち上げました。“プレーンではなく、ファッションを楽しむ柄物でもない”「プレーンライクストッキング」という新たなカテゴリーを作るためのブランドです。展開商品は肌なじみの良いデザインを採用しているため、自由に選んでファッションを楽しめます。

 商品政策にプラスして、ルート戦略の加速も図っていきます。コンビニエンスストアやドラッグストアなどの新販路を強化していますが、アスティーグではコンビニエンスストア用の小さいパッケージを作りました。

〈フジボウトレーディング/補整力が今後のポイント/企画部 長谷川 祐美 氏〉

 17秋冬の国内インナー市場を見ると厳しかったと感じています。例年と比べて寒くなるのが早く、気温が低い日も多かったことから防寒系の肌着類は数字を伸ばしたようですが、ブラジャーやショーツは低調でした。

 一方で「BVDレディース」は11月からの動きが良好だったのですが、どちらかと言えば、スポーツよりもデーリー商品が伸長しました。

 これまではスポーツ系に焦点を当てていましたが、今後はデーリーも伸ばしていきたいと考えており、18春夏では新商品も投入して積極的に伸ばしていきます。新アイテムの一つが“働く”を切り口にした「働楽(はた×らく)」です。全ての女性の働くシーンに対応できる商品群として定番のアイテムに育てます。

 シルク風合いの糸を使って薄く軽く仕上げているほか、ホールド感に関する不安を解消しています。ストラップも幅広であるため負担なく着用できます。汗をかきやすいバスト下部にはスポーツ分野で使用される高機能素材を用いています。商品特徴やコンセプトが評価され、当初の予定を上回る受注がありました。

 「涼し~むレス」もデーリー向けの新商品です。接触冷感機能を持つメッシュのフリーカット素材とボンディング加工を組み合わせて、縫製部位・縫い目を減らし、滑らかな肌触りと心地よい着用感を生み出しました。独自形状カップによるバストメーク機能も持っています。

 婦人インナー市場はリラックス系が定着していますが、競争も激しくなっています。プラスアルファの何かが求められると思うのですが、BVDレディースでは補整が回答の一つになると思っています。今後はリラックスとスポーツ、補整の三つをキーワードにした展開を進めます。

〈ナイガイ/顧客接点の拡大を重要視/取締役商品部門・営業第1部門担当 谷 知久 氏〉

 紳士靴下の17秋冬の商況を振り返ると、百貨店向けは前シーズンを約5%上回りました。市場が前年と比べて5%程度縮小したと推定されていることを考えると、順調に推移したと言えるでしょう。その一方で婦人は、他社との競争激化もあって前年の実績に届きませんでした。ただ、自社ブランドについては、「ウルナ」と「コンセプト」がともに伸びました。

 紳士については18春夏もまだ伸長の余地があると捉えています。17秋冬で奏功した、百貨店グループとの取り組み強化をさらに深めてシェアアップを図るほか、東京都内の百貨店との個別連携も加速する方針です。百貨店では、紳士靴下の価格に上昇傾向が見られます。商品の価値が認められるようになってきたとも言え、引き続き機能を中心にした提案を進めていきます。

 婦人分野はウルナの一層の成長に力を入れます。17秋冬は約150の百貨店で取り扱われましたが、18春夏には200店舗程度に増え、専門店を含めれば400店舗になります。現在は足指開放シリーズなど機能を軸にした商品が浸透しており、今後はカラーリングを増やすなどして、パンティーストッキングを拡販したいと考えています。コンセプトは砂山靴下との協業によって着実に伸ばしていきたいと思っています。

 レッグウエアの市場は、アウターなどと比べると比較的安定していますが、それだけに劇的な規模拡大も見込めません。いかに売り場を取っていくかが大きな課題です。18年は第3次中期経営計画が最終年度となり、第4次中期経営計画のための体制作りの重要な年です。次期中計ではB2Cが大きなポイントになると考えているため、顧客との接点となる“売り場”がより重要になります。

《市場を支える素材群》

〈東洋紡STC/合繊、綿、ウールで快適〉

 東洋紡STCは合繊から天然繊維まで幅広い素材を扱うことを強みに合繊、綿、ウールそれぞれの特徴を生かした快適素材を提案する。

 秋冬素材として太陽光遮熱素材「サーマルテクト」を開発した。特殊セラミック配合の長短複合糸が、太陽光に含まれる近赤外線をカットして、衣服内の温度上昇を抑える。

 春夏素材では涼感ウール「ウルクル」も開発。特殊紡績によってウールの保温性を抑えながら、ウールが本来持つ吸放湿性、吸水性を発揮させる。春夏素材としてのウールの可能性を開く。綿素材では特殊紡績による吸水速乾、高通気性、清涼感が特徴の「爽快コット」の人気が高まる。スポーツ用途で実績豊富な高強力極細繊度ナイロンをインナー用ニット生地にも投入する。

〈帝人フロンティア/機能素材の7本柱提案〉

 帝人フロンティアは高機能・高付加価値素材をインナー市場に積極提案する。衣料第一本部テキスタイル第三部における2017年度のインナー(ランジェリー、ファンデーション向け中心)素材販売は前年並みで推移しているが、高機能素材は伸長しており、訴求を強めることで成長を図る。

 繊維1本の直径が700ナノメートルの極細素材「ナノフロント」、ポリトリメチレン・テレフタレート(PTT)繊維「ソロテックス」、高い速乾性などを持つ「シグマティ」、ストレッチや軽量が特長の「イルム」、肌着で好評の「エアロカプセル」、四つ山扁平断面「ウェーブロン」、耐久制電性を持つ「ラピア」を7本柱とする。

 これらは15~16日に大阪(大阪市北区の中之島フェスティバルタワー)で開催する素材内見会で紹介する。

〈旭化成/キュプラの機能伝える〉

 旭化成のベンベルグ事業部は、「キュアベール」や「ペアクール」など、キュプラ繊維「ベンベルグ」とポリエステルなどとの複合を軸に機能性を追求した素材を打ち出す。市場では“快適”をうたった商品が席巻しているが、高機能素材を使用することで既存商品との差別化につながることを顧客に訴える。

 キュアベールは、特殊セラミックスを練り込んだフルダルタイプの「ベンベルグDF」とフルダルポリエステルを複合した素材で、吸放湿性やUVカット、防透け性などの機能を持つ。ベンベルグとポリエステルを特殊混繊した複合糸がペアクールで、吸放湿性などの特長を持つ。

 ベンベルグ・ナイロンの特殊混繊素材でソフトタッチや吸放湿性などに優れる「メープル」ではラッセル生地を作った。

〈東レ/機能性生かし販売広げる〉

 東レはインナー向けナイロン長繊維、ポリエステル長繊維ともに機能性を生かした原糸開発・提案で販売拡大戦略を進める。

 東レのインナー素材は現在、ニッター向けナイロン長繊維販売と主にポリエステル長繊維を使った製品一貫事業が中心となる。高放吸湿ナイロン長繊維「キュープ」や毛細管現象による吸水性が特徴のポリエステル長繊維「セオアルファ」など機能性を強みとする素材をベースに提案を進める。

 近年、インナーもジャンル横断が進み、スポーツ・アスレジャーに近接するアイテムも増えた。こうしたニーズに対して原糸だけでなく生地組織の工夫も加えた素材開発を進める。そのためテキスタイル事業部門との連携にも力を入れる。レース向けに高強力糸の開発にも取り組んでいる。