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「インターテキスタイル上海」閉幕/備蓄品とサービス訴求/日本館の生地商各社

2018年03月19日(Mon曜日) 午前11時56分

 【上海支局】中国・上海の国家会展センター〈上海〉で開かれていた服地と副資材の国際展示会「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2018春」が16日、3日間の会期を終え閉幕した。来場者は例年以上に多く、「ジャパン・パビリオン」(日本ファッション・ウィーク推進機構〈JFW〉主催)も終日にぎわった。日系出展者の中には、来場客数が前年春展に比べ5割増えたところもあった。

 ジャパン・パビリオンの生地商出展者は、今回も圧倒的な集約力を見せつけた。背景には、デザイナーブランドやネット通販専業ブランドなどの小口顧客が、生地商の備蓄品や短納期・小ロットなどのサービスを求めていることがある。

 双日ファッションは、「生地のコンビニ」として日本、中国製生地を一色一反から販売し、短納期で提供していることを紹介。同社サービスは知名度を高めており、日本製の現物を求める、目的が明確な来場者が多かった。

 サンウェルも日本製備蓄品を中心に訴求するとともに、SNS「微信(ウィーチャット)」を活用したデリバリーサービスを紹介した。

 今回展も個展との同時開催で臨んだ瀧定名古屋は、日本で備蓄する素材を中心に、中国、台湾、韓国、欧州などの幅広い素材をアピールした。

 宇仁繊維は、プリント、レース、ジャカードなどのファッション素材の日本製備蓄品を前面に打ち出した。

 前回の2小間から4小間に拡大した柴屋のブースも、短納期・小ロット対応の日本製素材を求める来場客でいつもぎわっていた。

 コッカは、ブルーを基調としたプリント柄を前面に打ち出し、中国でできない加工や品質の安定性の高さを紹介した。

 昨年秋展に続き2回目の出展となったコスモテキスタイルは、強みの天然素材の紳士服地などの日本製備蓄品と、それを生かした小ロット対応を訴求した。