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モリリン/尾州の生地を中国へ/現地スタッフと密に連携

2018年03月30日(Fri曜日) 午後3時10分

 モリリンは尾州産生地の中国内販に力を入れている。昨年ごろから、中国の現地スタッフが日本のスタッフと密に連携を取り合い、尾州の素材を中国でアピール。同国の百貨店アパレルを中心に内販を進める。

 同社中国法人の上海茉莉林紡織品にある上海マテリアル部は糸、生地、製品を担当するスタッフが12人在籍し、そのうち4人が尾州の生地売りを担当。日本の営業スタッフと情報共有を図ることに加え、来日して尾州の素材を選び、中国で積極的に尾州産地を発信している。

 マテリアルグループの水谷智廣統括部長は「尾州の素材は高くて商売にならないと思われている。発想を変えて、どうせ高いなら当社のオリジナリティーのある素材で、高付加価値のものを提案する」と語る。

 中国では日本に対して、品質や生産管理、安心安全などへの期待が高い。「為替が影響することもあるが、尾州の素材をじっくりアピールする。尾州の産元と取り組んで内販を強化していきたい」と意気込む。

 同グループは2部4課体制を敷く。1部が原糸、2部が丸編みやカットソー生地を扱う。1部1課が合繊、同2課がウールを主力にする。3月には製品を扱っていた新潟出張所を1部2課に編入。連動性を持たせて糸売りを拡大させる。