フロイデンベルグ/台湾でのSB増設決定/20年に年産1万1千トンで稼働

2018年04月06日(Fri曜日) 午前11時43分

 ドイツのフロイデンベルググループはこのほど、台湾の遠東新世紀との合弁会社であるフロイデンベルグ・ファーイースタン・スパンウェブでのポリエステル・スパンボンド(SB)増設を決めた。新たに立ち上げる3号機の生産能力は年産1万1千トン。2020年の稼働を予定する。これによりフロイデンベルグ・ファーイースタン・スパンウェブの生産能力は既存の1号機、2号機を合わせて年3万1千トンとなる。

 同社のポリエステルSBはカーペット基布向けが主力。タイルカーペットの需要が旺盛なことに加えて、海外では自動車内装材向けタフトカーペットの需要も堅調に推移する。

 このためカーペット基布向けを中心とした同社の不織布販売も好調が続く。現在、ドイツ、米国、台湾の3拠点で生産しているが、いずれもフル稼働で供給力は限界に達し、増加する需要に応じきれない状態となっていたことから、今回の台湾での増設を決めた。

 3号機は新技術も導入することで寸法安定性など品質面も向上する。日本を含むアジア市場への供給に加えて、特に供給がタイト化している欧州市場への供給も行う。生産能力の拡大を生かして、カーペット基布のほか靴資材やフィルター関連など新規用途の拡販にも取り組む。