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村田機械〈上海〉/自動ワインダーが内販けん引/新彊中心にニーズ拡大

2018年04月09日(Mon曜日) 午後3時40分

 【上海支局】村田機械〈上海〉の自動ワインダーの中国内販が好調に推移している。新彊ウイグル自治区を中心に、新規工場の自動化ニーズが拡大していることが好調の背景。2107年(1~12月)決算は自動ワインダーが貢献し、堅調だった。

 この1、2年、綿紡績などの大手顧客が自動化を進める中で販売を順調に伸ばしている。特に引き合いが多いのが自動機タイプ。「3年前は自動機とマニュアル機の割合は半々だったが、現在は自動機が8割を占めている」と、営業本部繊維機械事業部紡機部の吉井淳経理は話す。

 エリア別で好調なのが、新彊ウイグル自治区。政府の産業振興策で紡績企業の新規工場の建設が相次いでいる。

 一方、もう一つの事業の柱の渦流精紡機「ボルテックス」は昨年、既存のメイン顧客であるレーヨン紡績企業の業績悪化により振るわなかった。

 ただ顧客が差別化と自動化志向を高めており、導入先企業の糸開発も進んでいることから、「今後回復する」(吉井経理)とみる。

 今年は、ポリエステル紡績や綿紡績などの新規顧客の開拓に力を入れていく。