豊島〈亜洲〉/ミャンマーでダウンウエア生産/欧米顧客の開拓へ布石

2018年04月13日(金曜日) 午前10時59分

 【香港=岩下祐一】日本向け製品OEM事業を手掛ける豊島〈亜洲〉が、ミャンマーでダウンウエアの生産を始めた。これまではベトナムの自社工場と中国の協力工場でセーターを生産してきたが、今回のダウンウエアを皮切りに布帛製衣類も強化し、課題の欧米顧客の開拓に結び付けていく。

 ミャンマーの協力工場で生産を始めたのは、日本本社が展開する羽毛状のポリエステル機能中わた「エアコンダウン」を使ったダウンウエア。従来は金額ベースで生産品の9割強がセーターだったが、今回のダウンウエアの展開で、布帛製衣類の割合が3割まで高まると見込む。

 欧米向けは、米系高級カジュアルブランドとの取り組みが始まった段階で、今後本格的に開拓していく。竹内保法総経理は「欧米向けをやるには、生産基盤がなければできない。今回のアイテム拡大を、欧米向けの開拓につなげていきたい」と話す。

 メイン商材のセーターは、同社が手配する原料を使って生産するベトナムの自社工場と、中国・福建省廈門市や広東省東莞市の協力工場で生産している。

 18年3月期決算は、ベトナムでの生産を拡大したことで増収になったもよう。