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宇仁繊維 19春夏展/機能性と差別化 追求/ニーズに合わせ使い分け

2018年04月20日(Fri曜日) 午前11時38分

 宇仁繊維は19春夏向けで「機能性」と「差別化」を軸に、強みのプリントと組み合わせながら、色柄豊富な新作を打ち出した。12、13日に大阪で開いた個展に続き、19、20日に東京支店(東京都港区)でも披露している。

 機能性の提案は、活発化するスポーツやアスレジャー向けを意識したもの。シワになりにくく家庭洗濯できるポリエステルの定番素材をベースに、ストレッチ性のほか、吸水速乾性、UVカット性、防透け性など夏に最適な機能も持たせた。イージーケアなど機能性要望が高く、価格訴求も強いネット販売向けにも訴求する。

 差別化の切り口ではジャカードに焦点を当てた。4月に始動した「5GO(ゴーゴー)ジャカードプロジェクト」で、北陸産地や西脇産地と協力し、フクレジャカード、カットジャカード、カラミ織り、これらとプリントの融合など表情豊かで高級感のある素材を提案。自社で在庫を構え小ロット・短納期で回しながら、高級路線を追求するアパレルのニーズを取り込む。

 19春夏はビビッドカラーの台頭など、柄物も無地も明るくカラフルな傾向に。同時に綿や麻使い、後加工で天然繊維の風合いを持たせた化合繊など、ナチュラルタッチの生地も拡充した。

 今回の来場者の反応を加味してさらに磨きをかけ、6月に大阪、東京、名古屋で再度個展を開催。19春夏物の本格商談に臨む。