三景横濱〈香港〉/欧米向けレーベルに重点/連携強化奏功し業績堅調

2018年04月25日(Wed曜日) 午前11時26分

 【香港=岩下祐一】三景横濱〈香港〉の2018年3月期決算は、売上高、粗利益とも前年を上回った。ASEAN地域と中国の生産拠点との連携を強めたことや、組織の合理化を図ったことなどが功を奏した。今年はレーベルに重点を置き、事業のさらなる拡大を狙う。

 欧米向けの副資材を展開しており、商品別売り上げ構成比はレーベル5割、裏地や芯地、ボタンなどのその他副資材5割だ。レーベルは欧州向け、その他副資材は米国向けが中心。

 生産拠点はバングラデシュ、ベトナム、中国・太倉、東莞にあり、東莞以外は全て三景グループの自社工場。

 昨年から香港を起点に、これら生産拠点との連携を強めている。これまでは商品の売れ筋などについて、香港から各国拠点に流す一方通行の情報がほとんどだったが、連携強化により双方向に変わってきている。中村知真総経理は「1社の顧客に対し、グローバルでチームになって動くケースも増えている」と話す。

 バングラデシュと中国・太倉で生産するレーベルが今後の重点商材になる。