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シキボウ/持続性冷感素材が脚光/19春夏の本格化に期待

2018年04月27日(Fri曜日) 午後1時37分

 シキボウの持続性冷感素材「アイスキープ」が販売を伸ばしそうだ。18春夏で一部展開を開始したが、従来にはなかった機能などが評価を得て、Tシャツやビジネスシャツ用途で採用が進んだ。このほど大阪と東京で開いた同社展示会でも注目を浴び、19春夏でのさらなる伸長に期待がかかる。

 アイスキープはメントール配合の快適夏素材。瞬間的に感じる冷たさではなく、冷感が長続きするのが大きな特長。綿やポリエステルなど幅広い素材に加工を施すことが可能で、織物とニットの両方で展開できる。信州大学での測定では蒸れ軽減なども確認された。

 今春夏の展開ではTシャツ用途などで好評を博した。本格訴求は19春夏からとなり、Tシャツやビジネスシャツのほか、スポーツウエアやインナーなど直接肌に触れるアイテムでの採用拡大を狙う。衣料用途だけでなく、「寝装関連の問い合わせも多い」(シキボウ)。

 展示会ではアイスキープのほか、電動ファン(EF)付きウエア用の綿高混率素材、エア旋回流による特殊紡績糸「ドラゴンツイスト」、「シャドーCK(チェック)」や「シャドーST(ストライプ)」などの「シャドーシリーズ」といった素材にも関心が集まった。

 不快な臭いを取り込んで良い香りに変える新発想・臭気対策消臭剤「デオマジック」は「染色工場などからの引き合いがある」(シキボウ)としている。スプレータイプについては公式オンラインショップで販売し、好評を博す。