台湾/13億台湾ドルで生産増強/遠東新と独企業の不織布合弁

2018年05月07日(Mon曜日) 午前11時10分

 繊維台湾大手の遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)とドイツのフロインデンベルグ・グループによる合弁で、ポリエステル不織布の製造や販売を手掛ける科徳宝遠東は、13億台湾ドルを投じて桃園市大園区の工場で生産ラインを増設する。新しい生産ラインは2020年に稼働を開始する見通し。

 「時報資訊」がこのほど伝えた。科徳宝遠東は現在、大園工場に生産ライン2本を設けており、年産能力は2万トン。アジア太平洋地域の経済の急成長に伴い、高品質で多用途の不織布製品の需要が急速に拡大し、既存の生産能力では供給が追い付かなくなったためラインを拡張する。増設する生産ラインの年産能力は約1万1千トン。

 生産能力の拡大は、同社のアジア太平洋地域の不織布市場での競争力強化につながるとみられる。

 科徳宝遠東は1987年に設立。自動車やインテリア、靴、屋根、家具など向けの高性能の不織布を製造・販売する。台湾のほか日本や中国などアジアの複数の国に販売拠点を擁する。

 このほか「経済日報」によると、遠東新世紀は、経営破綻した米化学メーカーのM&Gポリマーズから今年2月に買収したウエストバージニア州のペットボトル工場について、今年第3四半期(7~9月)にも操業を開始する見通しを明らかにした。〔NNA〕