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藤井福織布/JQレピア織機増設/宇仁繊維からの貸与で

2018年05月21日(Mon曜日) 午前11時9分

 播州織産地の機業、藤井福織布(兵庫県西脇市)はこのほど、ジャカード搭載のレピア織機2台を導入した。宇仁繊維(大阪市中央区)が購入して同社に貸与するもので、今月末の稼働を予定する。

 導入したのは、ストーブリ製のジャカードを搭載したイテマ製のレピア織機2台。2015年9月にストーブリ製ジャカード搭載の津田駒工業製エアジェット織機2台とストーブリ製ジャカード搭載のイテマ製レピア織機2台を宇仁繊維が購入して同社に貸与していたが、今回の増設も宇仁繊維の「ジャカード織機を大幅に増強する」という戦略の一環。

 宇仁繊維は今年4月から、「5 GO JQ P」(ゴーゴージャカードプロジェクト)と名付けたプロジェクトを始動。来年末までに五つのパートで合計250台のジャカード織機を同社専有として稼働することを目指している。五つのパートのうちの「パート1」は播州産地の先染めジャカードで、今回の藤井福織布への織機貸与以外にも同産地への織機貸与や専有ライン契約を予定している。

 藤井福織布の藤井琢也社長によると、宇仁繊維向けレピア織機4台のうち3台が先染め織物。導入当初は後染めからスタートしたが、先染めの拡大が顕著という。今後は「(宇仁繊維との)連携をより強めて」素材開発を加速するとともに、効率生産や納期管理の「レベルも上げていく」。