台湾・宏遠興業/第3四半期に量産体制/米国などの海外新工場

2018年05月21日(Mon曜日) 午前11時11分

 台湾の遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)傘下で繊維大手の宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)の葉清来総経理は15日、米国と東アフリカのエチオピア、カリブ海のハイチの新工場が第3四半期(7~9月)に量産体制に入るとの見通しを明らかにした。第4四半期(10~12月)には受注が満載の状態になるとみている。

 16日付「工商時報」などによると、同社は米国のノースカロライナ州に布製品工場と完成品工場を、エチオピアとハイチに完成品工場を建設。いずれも第1四半期(1~3月)に稼働を始めた。

 米国工場の月産能力は布製品工場が250万ヤード、完成品工場が2万枚。米国は人件費が高いことから、生産の自動化を進め、少ない人員で操業させることに成功した。

 エチオピアとハイチの工場は、欧米への輸出の際に関税免税措置を受けられることから、生産能力は四半期ごとに増加する見通し。

 葉総経理によると、完成品工場は布製品工場に比べて、投資額を抑えられる上、高い粗利率が見込まれる。3カ国の新工場が順次量産体制に入ることで、第4四半期から2019年にかけて、粗利率と純利益の拡大が期待できるという。

〔NNA〕