台湾・如興/タンザニアの生産能力を自社最大に

2018年05月29日(Tue曜日) 午前11時19分

 ジーンズを中心にアパレル製品のOEMを手掛ける台湾・如興の陳仕修董事長はこのほど開いた株主総会で、今後東アフリカ・タンザニアの生産拠点の生産能力を、同社が進出する国・地域別最大水準まで増強する方針を明かした。「中央通信社」が伝えた。

 中央通信社によると陳董事長は、「米国のアフリカ成長機会法(AGOA)で、タンザニアから米国への輸出は関税が免除されている。市場のすう勢にかんがみ、タンザニアでの生産能力を段階的に拡張し、進出先の国・地域別で最大とする」と述べた。如興は今年4月、20本の生産ラインを持つ同国最大の新工場を完成させた。現在、生産開始に向けて準備を進めている。同国での自社工場としては3カ所目となる。

 陳董事長によると如興は今後、カンボジア、ミャンマー、タンザニアでの工場拡張を通じて生産能力を現在から3割増やす計画。現在の最大の生産拠点はカンボジアで、小規模な工場も含め生産拠点21カ所を擁する。陳董事長は、今年同国でさらに20本の生産ラインを持つ工場を2カ所新設する予定だと話した。

 如興は年間9300万本のジーンズを生産。台湾、中国、カンボジア、ミャンマーなどで合わせて約40カ所の生産拠点を稼働している。

〈カンボジアでジーンズ2工場新設〉

 如興は、最大の生産拠点としているカンボジアで2工場の新設を計画している。中央通信社などが伝えた。陳董事長が明らかにした。

 如興は既にカンボジアに大小21工場を構えているが、新たに首都プノンペンの工業団地と国道2号線沿いに、それぞれ生産ライン20本規模の新工場を設ける。一方、2020年にはプノンペンにある小規模工場を段階的に閉鎖する。

 ミャンマーでは第2工場が3月に完成し、今月から一部の生産ラインが操業を開始した。

〔NNA〕