タイ/4月のMPI4%上昇/設備稼働率は62%

2018年06月07日(木曜日) 午前10時44分

 タイ工業省工業経済事務局(OIE)が発表したタイの4月の製造業指数で、付加価値ベースの鉱工業生産指数(MPI、季節調整なし、速報値、2011年=100)は前年同月比4・0%上昇の103・28となった。特に皮革・関連製品が上昇した。設備稼働率(季節調整なし)は61・6%と、タイ正月(ソンクラーン)で連休が多かったことから前月比で14・7ポイント下落した。

 4月の付加価値ベースのMPIは、主要20業種中プラスが11業種とマイナスを上回った。上昇率は、「皮革・関連製品」が11・3%と最大。「食品」は11・1%上昇した。「化学・化学製品」も9・8%、自動車・部品の「車両・トレーラー」も8・5%と上昇率が高かった。

 一方、物品税制の改正の影響を受ける「たばこ製品」は16・3%下落。「繊維」も15・4%下降した。

 4月の設備稼働率(季節調整なし)は、4カ月ぶりに70%を割り込んだ。ただ前月比では2桁%下落したものの、前年同月比では2・2ポイントプラスだった。季節調整を加えた数値は前年同月から2・3ポイント上昇の68・1%と前月から横ばいだった。

 20業種のうち、寄与率が10%を超える4業種(食品、車両・トレーラー、コンピューター・電子・光学製品、ゴム・プラスチック製品)は、それぞれ前年同月比7・8ポイント上昇の55・4%、5・4ポイント上昇の68・8%、5・0ポイント上昇の75・6%、2・3ポイント下落の50・0%だった。〔NNA〕