ブラザー工業の上海法人/「ネクシオS‐7250A」拡販/内需顧客向けが健闘

2018年06月13日(水曜日) 午前11時27分

 【上海支局】ブラザー工業の現地法人、兄弟機械商業〈上海〉が、電子送り本縫ダイレクトドライブ自動糸切りミシンの新製品「ネクシオS―7250A」の拡販を本格化している。人手不足に悩み、高度化を図ろうとしているアパレル企業をターゲットにソリューション型の営業を強化し、中国内販製品を手掛ける顧客を中心に引き合いを増やしている。

 同機は、モノのインターネット(IoT)に対応し、生産ラインの見える化を実現するネクシオ・シリーズの最新機種。既存のハイエンド機「S―7300A」とローエンド機「S―7100A」の中間に位置付け、高品質化や自動化ニーズのあるS―7100Aユーザーの入れ替え需要を狙う。S―7300Aが液晶パネルなのに対し、同機はシンプルな7セグメントディスプレーを採用し、コスト削減を図っている。

 中国では、昨年9月末に上海で開かれた縫製設備展「中国国際縫製設備展覧会(CISMA2017)」の後に提案を始めた。上原君男副総経理は「販売は堅調。電子送りが評価されている」と話す。

 今年は同機のほか、工程の自動化を実現する「BAS―Hシリーズ」や、残短仕様の電子閂止めミシン「KE―430HX」など、ネクシオ・シリーズの販売を強めていく。