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宇仁繊維 19春夏/ジャカードとプリントが軸/綿素材の備蓄機能も強化

2018年06月15日(Fri曜日) 午後4時52分

 宇仁繊維は19春夏に向け、ジャカードとプリントの増強を軸に国産にこだわった独自企画の打ち出しを強めるとともに、新たな取り組みとして綿の無地とプリントの多色展開、備蓄機能をアピールする。

 ジャカードの増強は今期(2018年8月期)方針に掲げる「高級化」と、4月からスタートした「5 GO JQ P」(ゴーゴージャカードプロジェクト)を反映したもので、綿先染めジャカードやポリエステルのカットジャカード、フクレジャカート、プリントとの組み合わせなどを多彩に用意する。プリントは「流れが来ている」として得意の水玉のバリエーションやストライプ、花柄、幾何柄などをデジタルプリントも交えながら増強提案する。

 宇仁龍一社長によるとジャカードもプリントも、トレンドのフォローも受けながら売れ行きを伸ばしており、「社内の開発意欲も高まっている」ことから今後も増強を図っていく。

 綿織物の備蓄機能も強化する。同社の主力素材はレディース向けポリエステル薄地織物だが、近年は綿やトリアセテート、シルク、リネンなど素材の幅が広がっており、綿織物の備蓄強化もその一環。ポリエステルと同様に多色展開を強みとし、綿プリントと合わせて拡販に臨む。宇仁麻美子常務によると顧客の反応は上々という。

 こうした開発生地や備蓄機能は大阪市中央区の本社ショールームで今日15日まで開催中の19春夏向け展示会で披露している。展示会場では各提携工場で取得する「J∞クオリティー」認証制度のアピールなど生地提案にとどまらないさまざまな切り口を用意して来場者の関心を引いている。引き続き東京展を21、22の両日、港区の同社東京店で開く。