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トンボ/6月期は微増収の見通し/検診着、メディカルは好調

2018年06月25日(Mon曜日) 午後4時17分

 トンボ(岡山市)のヘルスケア事業本部は2018年6月期、売上高が前期比で微増収になりそうだ。介護者向けケアウエアの販売が落ち込んだものの、検診着やメディカルウエアは前期比2桁%の増収と好調。福井正人執行役員ヘルスケア事業本部長は「現場に足を運ぶ営業を強めてきた成果が出てきた」と話す。

 今期は前年にあった大型物件がなかったことや、「以前のような介護関連の施設の建設ラッシュがない」(福井執行役員)ことで、ケアウエアを中心に販売が伸び悩んだ。一方で現場へ足を運ぶ営業を強めてきた成果が出つつあり、販売の物件数は前期よりも増加。他社と差別化した商品群が充実しつつある検診着やメディカルウエアの販売は好調で、ケアウエアの落ち込みをカバーした。

 医薬品卸など新たな販路開拓が進む薬剤師専用ウエア「ウイキュア」や、素材混率と編み方を工夫し特許を取得した医療機関向けニット患者着も「着実に販売実績が増えてきた」と言う。

 来期は営業統括本部の販売本部、スクールとスポーツのMD本部と「情報交換を密接にしながら販売力を強める」方針で、スクールやスポーツに並ぶ事業の柱に育てる。