香港/Tシャツ自販機人気がじわり拡大

2018年07月25日(水曜日) 午前11時58分

 オリジナルTシャツを作製できる自動販売機の人気が、香港でじわりと広がっている。運営企業は今年4月以降、新界の商業施設などに5台を設置し、年内に8台まで増やす。19日付「香港経済日報」などが伝えた。

 自販機では髪型や顔の輪郭など自らデザインしたオリジナルキャラクターをプリントしたTシャツを作れる。デザインにかかる時間は5分ほど。注文後、1週間で完成品を受け取れる。価格は1着380香港ドル。主に若者が購入していくという。

 事業を展開するのは、2013年設立の「スナップティー(Snaptee)」。4月に新界・セン湾南の商業施設「シティーウオーク(セン新天地)」に1台目を設置し、今月15日には新界・元朗の商業施設「YOHOモール」に5台目を設けた。

 ただ、これまでの道は平たんではなかった。創業者の項偉倫氏によると、香港ではなじみの薄いビジネスモデルのため、シティーウオーク側に設置を同意してもらうまで1年半を要したという。

 項氏は経営状況を明らかにしていないが、1台目のコストは既に回収したといい、年内にさらに3台増設する計画。「販売員を雇用せず、わずかなスペースで運営できるところが最大の強み」と強調し、事業を強化する考えを示した。

〔NNA〕