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シーユーピー/7月期は増収見通し/介護ウエアが健闘

2018年08月07日(火曜日) 午後2時12分

 菅公学生服グループのユニフォームメーカー、シーユーピー(岡山市)は2018年7月期、介護ウエア「プロフィーリング」などの販売が健闘したことで、売上高が20億5千万円(前期20億2600万円)と増えそうだ。

 田原正彦社長によると、前期は介護向けプロフィーリングが新商品を中心に販売が拡大。競合他社の価格攻勢で市況は厳しい情勢にあるが、一格上の「アイナ」シリーズを中心に価格でなく施設のイメージに合った企画を打ち出すなどで伸ばせた。

 一方で、ビルメンテナンス向けの「クレモ」や物流業向けの「トランスポーター」は、競合他社も同様の分野でターゲットを絞った商品を打ち出す傾向が強まり、売り上げが伸び悩んだ。

 利益は生産や物流コストの上昇で減る見通し。

 今期は引き続き「国際物流総合展」や「国際福祉機器展(HCR)」などに出展を予定し、販路拡大に努める。プロフィーリングから新たに病衣を投入。洗濯実験の繰り返しやタグ・サイズの見やすさなど「ユーザーからの意見を反映させて、ようやく開発できた」(田原社長)商品で、レンタル関連への販路を広げる。

 クレモでは7月に新カタログを作成。巻頭にエンドユーザーの事例を掲載し、別注向けも意識した構成で、サイドの切り替えが印象的なニットシャツなどの新商品を投入する。

 7日からはプロフィーリングのECサイトも開設。これまでユニフォーム1枚からも販売代理店を通して販売していたが、同社と代理店双方にとっても「業務効率が悪い」ことから、小口発送に限り同社から対応する。既に1月からホームページをリニューアルしており、「エンドユーザーへ商品を知ってもらう」意味でサイトを活性化させる狙いもある。

 商品在庫の管理や営業活動のデータベースなど、SFA(営業支援システム)も稼働させ、今期中にも生産や営業の効率化で「成果を出す」考え。19年7月期は売上高21億5千万円を目標に掲げる。