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三陽商会7月商況/前年割れも猛暑商品好調/月末セールは一定の効果

2018年08月13日(Mon曜日) 午後2時53分

 三陽商会の7月の既存事業の店頭販売額は前年比8%減だった。紳士服事業は5%減、婦人服事業は9%減。電子商取引は10%増と好調に推移した。「プレミアムサマーバザール」は開始後の週末3日間(7月27~29日)のセール商材販売が20%増となり、「セールの二つ目の山を作ることができた」と評価する。

 今年の夏の百貨店セールは昨年より1日早い6月29日に始まり、この前倒しの影響が7月に出た。紳士服はこの時期のメイン商材の丸編みアイテム、シャツ、パンツアイテムが前年を下回った。

 それでも猛暑の中で、ウオッシャブル、消臭、UVケアといった機能を併せ持ち、通気性のある素材を使用したクールビズ対応のジャケットやドレスポロ、接触冷感パンツは売れた。デザインポロやブランドのアイコン柄をプリントしたポロは、1枚でも様になると好調だった。カラーではネービー、ホワイト、パープルや薄いラベンダー色などは、見た目から爽やかと好まれた。

 婦人服は丸編みや横編みアイテムが前年割れ。その一方で、シャツ・ブラウス、スカートが売れた。シャツ・ブラウスでは高温が追い風となり、フレンチスリーブなど袖が短めのタイプの動きがいい。身頃にタックやプリーツなどデザイン性のあるものやギンガムチェックなど、1枚で着用できるものも好評。ウオッシャブル、防シワ機能なども人気だった。

 プレミアムサマーバザールでは、開始後の3日間で婦人服は前年を16%上回り、「一定の効果はあった」と言う。