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秋冬のイチ押し素材(3)/東洋紡「セルフホット」/吸湿性はレーヨンの2倍

2018年08月16日(Thu曜日) 午前11時45分

 東洋紡は19秋冬スポーツ衣料、インナー用途の素材として吸湿発熱レーヨン「セルフホット」を打ち出す。セルロース系繊維を改質することでレーヨンの約2倍の吸湿特性を持たせた。発熱に際しての温度上昇幅もレーヨン、ポリエステルに比べ大きいことが確認されている。

 繊維の水分率をセルフホット、ウール、レーヨン、綿、ナイロン、アクリル、ポリエステルで比較するとトップはセルフホットで22・5%と断トツ。2位はウールで16・0%、3位は12・0%のレーヨン。セルフホットはレーヨンの倍近い水分を含むことができる。なお、ナイロンは4・0%、アクリルは2・0%、ポリエステルは0・4%だった。

 発熱性に関してはポリエステル、レーヨンの生地と一定の環境下で比較したとき、ポリエステルが0・9℃の上昇、レーヨンが2・9℃の上昇だったのに対し、セルフホットの生地は3・6℃と最も高い数値を出している。