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菅公学生服/産学連携で“輝く女性”育成/3者でプロジェクト始動

2018年08月21日(Tue曜日) 午前11時39分

 学生服製造最大手の菅公学生服(岡山市)は、ストライプインターナショナル(同)とノートルダム清心学園清心中学校・清心女子高校(岡山県倉敷市)との3者共同で、“輝く女性”の育成を目的とした産学連携のキャリア教育プロジェクト「おかやまキラジョシ(女子)プロジェクト」を始動する。20日に岡山市内で会見し、プロジェクトの概要を紹介した。

 菅公学生服とストライプインターナショナルは2016年にパートナーシップ契約を結び、新ブランド「カンコー×アースミュージック&エコロジー」の学校指定制服の企画やキャリア教育プログラムの開発を進めてきた。

 今回、創立130年を超える名門女子校のノートルダム清心学園清心中・清心女子高と取り組み、19年春から同ブランドの制服導入。合わせて「『岡山』の子どもたちの未来をもっと輝かせたい。輝く女性が『岡山』から多く巣立ってほしい。地元『岡山』に貢献したい」という趣旨で、キャリア教育プロジェクトを推進する。

 高校の19年度新入生のNDSU進学コース(連携大学への進学希望者)30人を対象に3年間(19年4月~21年10月)、モノ作りを通じた実践的な社会人体験を提供する。通学で着用するコートを作製し、企画や販売、調査など「知る」「考える」「行動する」の三つの力を養う。

 同ブランドの制服採用は全国で2例目、西日本では初めて。制服は発信力のあるデザインに仕上がっており、清心中・清心女子高の三宅聖子校長は「伝統と斬新さの両方を表現してほしいという声に見事に応えてもらった」と話す。

 ジャケットは落ち着いたトーンのサックスの色合いで襟がショールカラー。裏地にレースをあしらい女性らしさを表現した。スカートは中学校がタータンチェック、高校はペンチェック、リボンも共通の柄でありながら中高で形を変えた。

 オプションでカーディガン、パーカ、ポロシャツをそろえ、サマーカーディガンの導入も検討する。

 菅公学生服の尾﨑茂社長は「名門女子校のお手伝いができ光栄。しっかりと意識を高めて取り組んでいきたい」と抱負を語った。ストライプインターナショナルの石川康晴社長は、キャリア教育のプログラムを通じて「女性が管理職や企業家を目指すきっかけになれば。社会に貢献するグローバルなリーダーが出てきてほしい」と話した。

 三宅校長は「広い視野を育み、より良い社会、世界のために貢献できる女性に育っていくことを願っている」と期待感を語った。