染色加工

2018年08月30日(木曜日)

加工料金改定は不可避/染料などコスト上昇受け

 染色加工場が収益的に厳しい局面を迎えている。中国の環境規制強化に伴い染料価格などが急騰しているためだ。カセイソーダなど薬剤費、エネルギー費も含めて製造コストの上昇は不可避。各社は加工料金の改定に動く。さらに物流費も上昇するなど収益を押し下げる要因は数知れない。「異次元」とも言われるほどのコスト上昇に見舞われた染色加工場が加工料金の改定に動くのは当然。衣料用、資材用とも日本ならではのモノ作りを最終段階で仕上げるのは染色加工場であり、彼らの存在は必要不可欠なはず。コスト上昇による加工料金の転嫁動向は発注者、そしてその先の需要家が日本の染色加工場をどのように位置付けているのかを見極める試金石にもなる。