インド綿布職人の賃金/政府が36%引き上げ承認

2018年09月11日(火曜日) 午前11時18分

 インドの綿布(カディ)産業の振興を図る綿布・農村産業委員会(KVIC)は4日、職人に支払う賃金の36%の引き上げ案が政府に承認されたと発表した。「PTI通信」が伝えた。

 綿布の生産はインドの伝統産業で、現在も職人が作り手を担っている。1巻き当たりの賃金は従来の5・5ルピー(約8・6円)から7・5ルピーに上昇する。職人には市場開発支援制度に基づく政府の補助金も支払われ、KVICの試算によると、1日に20巻きを作った場合の日当は202ルピーとなる。

 KVICは、雇用創出と市場向け製品の生産、貧困層と農村部住民の自助自立の3点を組織の目標に掲げている。サクセナ委員長は、賃金引き上げの結果、職人を目指す若者が増えることに期待感を示している。

〔NNA〕