中国・夢潔家紡/工場のスマート化で成果/「インダストリー4.0」目標に

2018年09月14日(金曜日) 午前11時10分

 【上海支局】中国三大ホームテキスタイルSPAの一角を占める夢潔家紡が、工場のスマート化で成果を上げている。湖南省長沙市高新区のマザー工場は、寝具カバーセット1セットを自動化設備が約15分で生産する。「中国紡織報」が伝えた。

 同工場は全自動ハンガーシステムをはじめ、各種自動化設備を活用し、省人化、省力化を図っている。従業員は同じ場所で同じ作業をすればよく、作業効率が高い。

 スマート化の取り組みは10年前に始めた。現在は、工場の生産に関するあらゆるビッグデータを活用し、生産管理から従業員の給料計算まで一つのシステムで管理している。

 姜天武董事長は「『ザラ』や『ユニクロ』の生産工場をベンチマークにし、世界最新鋭の生産ラインを目指している。今はインダストリー3・0プラスだが、今後4・0を目指したい」と話す。

 現在の工場の日産能力は寝具カバーセット1100セット。以前は従業員15人が15分かけて1セット生産していたが、今では8人で同じ作業をこなしている。生産効率が以前に比べ3割以上高まった一方、生産コストは2~3割削減している。