H&M基金が資金援助/香港でリサイクル事業

2018年09月27日(木曜日) 午後4時24分

 ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)基金は、香港政府系の先進繊維研究機関、香港紡織・成衣研究センター(HKIRTA)が進める繊維リサイクル工場の開設に向けての研究に資金援助しており、協力関係を構築している。(一部既報)

 H&M基金は、スウェーデンの衣料品大手、ヘネス・アンド・マウリッツ創業家のステファン・ペルソン一家の個人献金で運営される非営利国際基金。同家は、これまでに2億ドルを献金している。地球的規模の生活環境改善を目的として、教育、水資源、平等、地球の四つの分野に焦点を当てた活動を進める。

 2017年9月、H&M基金とHKIRTAは、「熱水作用を利用し、ポリエステル綿混素材を繊維にリサイクルする」という共同研究4カ年計画を発表した。この計画の実現が一歩手前にまで到達したため、このほど香港で式典を開き発表したもの。

 H&M基金は、この計画に580万ユーロをつぎ込んでいる。「ポリエステル綿混素材は最も一般的な衣料素材だが、これまでリサイクルは難しかった」(同基金)。