ユニ・チャーム/インド西部に第3工場

2018年10月03日(水曜日) 午前11時14分

 ユニ・チャームがインド西部グジャラート州で建設を進めてきた紙おむつの新工場が9月初旬に竣工(しゅんこう)した。同国への工場設置は3カ所目で、生理用品を含めた生産能力は従来比1・5倍に拡大する。同社のインド事業は2008年の市場参入から2桁%成長を維持しており、拡大を続ける紙おむつ需要の取り込みを強化し、一層の売り上げ拡大を図っている。

 新工場はグジャラート州のサナンド2工業団地に位置し、9月6日に竣工式を行った。投資額や敷地面積は非公表。紙おむつ「マミーポコ」を中心に生理用品「ソフィ」も生産する。

 ユニ・チャームの広報担当者はインドの紙おむつ市場について、「年間出生数が2500万人と世界一のポテンシャルを持っており、毎年2桁%成長を続けている」と指摘。新工場の稼働で拡大する国内需要に対応する方針と説明した。

 同社は、08年にインドで初めてパンツタイプの紙おむつを投入し、新市場を創出。インドでは、気候の関係でテープタイプは装着部分が剥がれやすいという難点があり、パンツ型の需要が一気に拡大。現在は同国の紙おむつ市場でパンツ型が9割を占める。

 ユニ・チャームは、10年に西部ラジャスタン州のニムラナ工業団地で第1工場、15年に南部アンドラプラデシュ州のスリシティー工業団地で第2工場をそれぞれ竣工。ただ、ラジャスタンの工場は17年10月の火災を受けて操業を停止中で、現在も再建を進めている。

〔NNA〕