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三陽商会「マッキントッシュ ロンドン」/盛夏実需型商品を拡大/軽く、薄い素材で展開

2018年10月11日(Thu曜日) 午前11時34分

 三陽商会の紳士服「マッキントッシュ ロンドン」は19春夏で、端境期~春物前半の商品を削減し、5~6月以降の盛夏商品を拡大する。3月商品も従来より軽い素材、薄い素材を増やし、盛夏まで対応できる実需型を増やしていく。

 19春夏は六つのシーズンコンセプトを掲げる。「ミリタリー」は機能的でハイスペックな素材を現代的にアレンジしたコートやアウターの提案。「シティ」はロンドンの金融街で働くバンカーの装いをイメージし、チョークストライプ、グレンプラッドなどを使ったスーツスタイルなどを展開する。軽量の英フォックスブラザース社などの素材を使用。オリジナル素材「WWW(ウエザー・ウーステッド・ウール)」も薄く、軽い素材を使う。

 「クラブ」は英国のスポーツクラブをイメージした。ブランドのアイコンモチーフのハウスチェク、ダンディマン、アンドリューパターンなどを効果的に配置したコーディネートで提案する。「バカンス」は大人のカジュアルだが、多彩なカラーバリエーションで展開する。

 テーラーリングのカプセルコレクションが「ハイランド」。ツイーディーな素材で英国調を色濃く表現する。カルロ・バルベラ、マーリン・エヴァンスのブラウン系素材を使う。「サファリ」はコロニアルテイストのカプセルコレクションで、ベージュやカーキの乾いたカラーパレットで麻(リネン)素材を中心に表現する。

〈「ブルークロスビル」始動〉

 三陽商会の本社新別館ビル「ブルークロスビル」(東京都新宿区)が竣工(しゅんこう)し、9月から本格稼働している。地上10階で延べ床面積は6750平方㍍。ビル外装サッシュは「三陽格子」柄をモチーフにした。

 名称の“ブルー”は、同社のコーポレートカラーで、“クロス”は交差と布の意味を併せ持つ。2階はメインエントランスとギャラリーで、企業活動などを展示する。今後はワークショップなどにも活用する。3階はコミュニケーションスペースでカフェも併設。6階はカンファレンスとして会議などに使用する。