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シキボウ/インドネシアで双糸増産/設備投資し糸売り強化へ

2018年10月17日(Wed曜日) 午前11時23分

 シキボウの清原幹夫社長は、インドネシアの紡織加工会社、メルテックスに投資し、「差別化糸の生産を大幅に増やし、糸売りを拡大する」方針を示した。汎用糸に関してはメルテックスで作らず、現地紡績から購入する方向だ。

 「従来のように汎用糸で現地紡績と競っていてはコスト面で負ける」とし、同国では珍しいポリエステル綿混双糸などの「勝てる糸」を作って勝負する。ターゲットは、日本向けのユニフォーム分野。

 メルテックスは既に、ダブルツイスターを導入し双糸の生産を始めている。精紡交撚糸の生産も可能になっているという。最終的に、メルテックスが製造・販売する糸の全てを差別化糸にする方針だ。

 差別化糸を増産すると同時に糸売りも強化する。現在、メルテックスで生産する糸の50%を糸売りし、残りを自家の織布工程で使用している。「最終的には、生産する糸の全てを付加価値糸として販売できるようにしたい」と言う。そのために今後もダブルツイスターを導入する計画だ。

 糸売り強化に伴い、メルテックスの織布工程で使用する汎用糸は、現地の紡績企業から購入する。「現地で購入したほうが、自社で作るよりコストメリットが得られる」ためだ。