メーカー別 繊維ニュース

「台北紡織展」の日系出展社/環境素材や助剤出展/欧米バイヤー狙う動きも

2018年10月19日(金曜日) 午前11時15分

 【台北=岩下祐一】16日から台北市内で開かれていた「2018台北紡織展(TITAS)」が18日、閉幕した。日系企業は6社・団体が出展し、環境素材や非フッ素撥水(はっすい)剤などを訴求。地場企業に加え、欧米のバイヤーの開拓を狙うところもあった。

 日系企業は初出展のユニチカトレーディングと繊維評価技術協議会(繊技協)、JUKIのシンガポール法人、昨年に続き2回目の三木理研工業(和歌山市)、連続出展するミマキエンジニアリングとエプソンの現地法人が出展した。

 ユニチカトレーディングは、ケミカルリサイクル素材と非フッ素の撥水技術をアピールし、欧米のスポーツやアウトドアブランドの開拓を目指した。今回展には欧米バイヤーが100社強来場しており、こうした企業からスワッチ依頼があるなど、成果を上げた。

 三木理研工業は、非フッ素系撥水剤とホルマリンフリー蓄熱カプセルの最新製品を訴求。台湾では生地への撥水処理後にボンディングする企業が多いため、低離型性の撥水剤をメイン商材に据え、撥水性や洗濯耐久性の高さを訴えた。

 繊技協は、機能加工・素材の性能と安全性を認証する「SEKマーク」を紹介した。開催初日の16日には須曽紀光理事が講演し、同マークの歴史や特徴、海外企業の加入状況などを説明。SEKマークのアジア太平洋経済協力(APEC)域内での普及を目指す「APECプロジェクト」についても紹介した。