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東洋紡STC/非衣料開拓を重視/北陸産地の糸売りで

2018年10月22日(Mon曜日) 午後3時44分

 東洋紡STCは北陸産地向け糸販売で、資材など非衣料開拓を重視する。同社の繊維事業は紡績糸をベースにした衣料用が主体。しかし、同社グループはさまざまな機能性繊維を使った資材用も少なくない。この点を北陸産地企業にもアピールしながら、非衣料用途を拡大する。17、18日に金沢市で開催された「北陸ヤーンフェア2018」への出展でも、非衣料分野に焦点を当てて提案した。

 北陸ヤーンフェア2018では、衣料だけでなくスーパー繊維などの高性能繊維や、自動車資材、フィルター材、化粧雑貨、逆浸透膜、エンジニアリングプラスチックなども手掛ける点を、パネルを使って紹介した。インナー事業部原糸販売グループの藤井利秀アシスタントマネジャーは、「自動車資材関連の需要家ともコンタクトが取れた。今後、直接訪問を行いながら、本格的なビジネスに結び付けたい」と非衣料開拓に意欲を示す。

 今回展で原綿改質加工やグループ企業である日本エクスラン工業のアクリレート系繊維など機能素材を主体に訴求するとともに、経編み用ビームサプライ「サイプス」も提案した。特にセルロース繊維改質の「リフレス」、綿改質の「うるおいコット」など改質原綿による紡績糸のサイプスに対する「関心が高かった」と言う。