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宇仁繊維/19秋冬は「組み合わせ」/個展やPTJで披露

2018年10月25日(Thu曜日) 午前11時46分

 宇仁繊維は19秋冬に向けた生地開発テーマを「マルチ」とし、さまざまな組み合わせの技巧を用いた多彩な新作を打ち出す。

 組み合わせるのは、色と色、糸と糸、柄と柄、ジャカードとプリント、天然繊維と合繊、加工と加工など多岐にわたり、それぞれで独自の工夫も取り入れる。

 宇仁麻美子常務は服地トレンドについて、「大きな変化はない。特徴があるとすれば多様性」と話し、各種組み合わせによる開発生地と、備蓄機能や即納機能でこの市場性に対応する考えを示す。

 ポイントの一つは社内でプロジェクトも推進して増強するジャカード織物。ポリエステルを軸に綿でもジャカードの開発、生産を加速しており、プリントとの融合なども試み、提案を強化する。

 トレンドに乗る天然調合繊も、ウール調や麻調などで充実し、秋冬対応としてポリエステル短繊維使いや起毛加工などの開発にも力を入れる。

 デジタルプリントでは柄開発チームを設けて開発を加速するほか、「ライクラT400」使いなどのストレッチ素材、ほどよいハリ感とほどよい肉感のある生地などを取りそろえる。

 これらの開発生地を、11月に東京(8、9日)、大阪(15、16日)、名古屋(28、29日)で開催する個展や、同21、22の両日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれる「プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)」展などで披露する。