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オンワード樫山/「五大陸」上質素材のスーツ充実/POも引き続き強化

2018年10月26日(Fri曜日) 午前11時18分

 オンワード樫山は、メンズ「五大陸」のスーツ企画で、上質素材や機能性にフォーカスした品番を充実させる。19春夏シーズンでは、光沢感のあるシルク混ウールスーツやウール、リネン、シルクの3者混ジャケットなどを投入。「五大陸」全110店舗で導入しているパターンオーダー(PO)についても上質素材のバリエーションを増やす。

 仏ドーメル社の発色性の高い素材「エクセル」を使用したスーツをはじめ、同じくドーメル社が得意とする軽量でストレッチ性を兼ね備えた素材でスーツ品番を作り込んだ。「メンズ市場では廉価なスーツが主流になりつつあるが、POを含め、上質なスーツでエグゼクティブに対応する」(オンワード樫山)

 日本のテクニックを重視した企画では、御幸毛織の素材を使ったスーツを用意。糸の段階からオリジナル性にこだわった素材で、天然素材の風合いを生かしたスーツに仕上げている。

 スプリングコートでは、オンワード独自の特殊テープを使った新構造のダウンシステム「ADS」(アドバンスド・ダウン・システム)を採用したステッチレスのダウンコートを提案。透湿防風、撥水(はっすい)に優れる伊デルフィーノ社の素材「モンテビアンコ」をコートに使い、ラグジュアリー感のあるコートも展開する。

 POでは、素材のバリエーションを増やしながら、客単価を上げる方針。POの価格は7万~18万円で、現在の客単価は10万円。同社では「19春夏のPOの売り上げは前期比2桁%増を目指す」と目標を示す。