ベトナム/ハノイの人口急増/17年に960万人突破

2018年11月05日(月曜日) 午前11時47分

 ベトナム国会法務委員会はこのほど、ハノイの人口が2017年時点で960万人を突破したと明らかにした。同市は先に策定した市開発マスタープラン(基本計画)で、30年に人口が960万人に達すると予測していたが、それを大幅に上回る速度で増加しており、インフラ整備が追い付かないなどの問題が懸念されている。「ベトナム・ニュース(VNS)電子版」が10月29日に伝えた。

 同委員会によると、ホアンキエム、バディン、ドンダー、ハイバーチュンの市中心部4区の総人口は17年に113万人余りに上り、13年の約96万7千人から16万人余り増加。これら4区とタインスアン区、カウザイ区に人口が集中しており、平均人口密度は1平方㌔当たり3万500人に上るという。このまま人口が増え続けた場合、20年には、当初50年の見通しであった1050万人近くに達すると見込まれている。

 人口増加の背景には、高層マンションの建設があるとみられる。ハノイ市人民委員会は、人口集中を避けるため、13年に市中心部4区の開発と建設に関する指針(ガイドライン)を公布する計画だったが大幅に遅れ、その間に多くの高層マンションが建設された。17年には、バディン区とドンダー区でそれぞれ7件、ハイバーチュン区で6件の高層マンション建設計画が認可されたという。

〔NNA〕