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三陽商会「ラブレス」「ギルドプライム」/19春夏もMD改革推進/コラボで話題性高める

2018年11月16日(Fri曜日) 午前11時15分

 三陽商会のセレクトショップ「ラブレス」「ギルドプライム」は、19春夏に向けてメンズが機能性、実用性、汎用性にこだわった企画「プレゼント」を打ち出すほか、「+ラブレス」として有働幸司デザイナーとのカプセルコレクションなどを展開する。レディースは小テーマに合わせた月次投入方式に転換、ボトムの強化も図る。

 ラブレスは10月に明るく洗練された空間が特徴のニューストア「ラブレス サニーサイドフロア」を東西の複合商業施設(グランフロント大阪、新宿フラッグス)に出店した。これまで1号店である青山店に代表される重厚な世界観をベースにした路面店形態に対し、モダンで明るい空間で展開。併せてMD改革を推進している。

 19春夏のメンズは新たな顧客層を取り込むため、トレンド取り込み型MDに加え、情報発信・拡散を意識連動したMDを進め、三つのカテゴリーを提案する。

 +ラブレスは、人やブランドなどと協業し、他にない新しい価値を提案するコレクション。「LF(エルエフ)●」は、「ファクトタム」の有働幸司デザイナーとコラボしたカプセルコレクションで、ともに2004年に東京でデビュー、来年15周年を迎えるという共通点を持つ。有働氏は「従来のラブレスに少なかったシンプルエレガント、コンフォート、ファンクションをキーワードに、17型26色を提案」と語る。

 コラボではテキスタイルグラフィックブランド「ノワート」(足立豊樹デザイナー)とのフローラルプリントを、ダークサイドとサニーサイドを意識した2色で展開する。このほか、「チャンピオン」「フルーツオブザルーム」ともコラボする。

 ニューラインではプレゼントを打ち出す。「機能性・実用性・汎用性」に着目し、撥水(はっすい)機能、家庭洗濯、収納機能を付加したコレクション。ジャケットやアウターは洗濯ネットバッグが付属し、コンパクトに収納可、出張時にも便利だ。綿のシャツにも撥水加工を施す。

 従来の「スカル」「カモフラージュ」「スター」などを軸にしたコレクションは、ヘリテージとして提案する。

 レディースは19春からラブレスとギルドプライムの垣根をなくし、毎月小テーマに合わせたカプセルコレクションを展開する月次投入方式に切り替えた。

 3月はノワートとのコラボによる「ダークフローラル」を展開。ジオメトリック柄を織り交ぜたオリジナルの「レトロマリン」も提案する。3月末からはカラーを訴求、4月中旬からは着回しができる「トラベラー」、デザイン会社とのコラボ「トワルド ジュイ」でリゾートシーンを演出。透け感のある素材に撥水加工を施した「アンチレインズ」も投入する。アイテムではボトムを強化し、売上高の20%を目標に広げていく。

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