人工皮革

2018年11月21日(水曜日)

サステイナブルを志向/海外戦略を加速

 人工皮革の世界的な市場規模は銀付き1億平方㍍、スエード8千万平方㍍との試算があり、今後も天然皮革の代替需要やカーシート地での需要増を背景に2019年度には2億平方㍍を突破するとみられている。ファッションやインテリア用途にはかつての勢いが見られないものの、カーシート分野を中心とする旺盛な需要を背景に、人工皮革メーカーは拡大戦略と取り組んでいる。高級車を中心に今後もカーシート地に人工スエードを採用する動きが加速するとの見方が強く、今後は中国、インドといった新興国で生産される高級車のゾーンをにらんだ海外戦略も加速されそうだ。サステイナビリティー(持続可能性)を意識した企画提案も活発になってきており、環境に配慮した原料、製法を改めてアピールしていこうとする機運が高まっている。