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文化服装学院×ニッセンケン/最優秀賞に「Bee Bee」/子供の高視認性安全服 制作

2018年12月07日(Fri曜日) 午前11時8分

 文化服装学院(東京都渋谷区)とニッセンケン品質評価センター(ニッセンケン)は5日、学生が作った子供用の高視認性安全服の最終審査会を開いた。10チームが作品を発表し、レインウエアを制作した「Bee Bee(ビー ビー)」が優勝した。

 子供を交通事故から守る、ファッション性の高いウエアを作る取り組みで今年で2年目になる。ファッション工科基礎科の1年生61人が約半年かけて、再帰性反射材と蛍光生地を使ったウエアを制作した。

 優勝チームのレインウエアは、ミツバチをモチーフに黄色と黒を使い、暗い場所で目立つようにした。ランドセルを背負ったときにも隠れない裾の部分に再帰性反射材を配置した。腰の部分を膨らませてミツバチの丸みを表現し、さらに取り外しができるランドセルカバーを付けるなどデザインも工夫している。メンバーの工藤桃佳さんは、「蛍光生地が使える身近な生き物に注目した」と説明する。

 学生の指導に当たったファッション工科基礎科の早渕千加子専任教授は、「再帰性反射材は広い面積で使う方が目立つなど、高視認性安全服のJIS規格に沿った指導を心掛けた」と話す。

 2位にはレインウエアを制作した「プレイフル」、3位はデニム使いのベストを発表した「ベストデベスト」、特別賞には動物をモチーフに着脱が簡単なウエアを作った「カスタマイズー」が入った。