香港/赤字のエスプリ「会社は売らない」

2018年12月12日(Wed曜日) 午前10時57分

 香港のアパレル製販大手、エスプリ・ホールディングスは5日の株主総会で、「会社を売るつもりはなく、どこからも買収の申し入れは受けていない」と明言した。6日付「スタンダード」などが伝えた。

 エスプリの柯清輝(レイモンド・オー)会長は、もし事業を売却するつもりであれば、再建計画に着手するわけがないとコメント。再編成した後は、消費者のニーズに対応するため、品質向上や異なる地域での商品の現地化を含めた商品ラインアップの調整を進めるつもりだと述べた。

 同社はアジア市場を非常に重視しており、将来的にはアジアで販売する商品の3割が中国本土でデザインされるようになると話した。既に上海在住のデザイナーを雇用しているという。アパレル外資大手から商品とブランドの責任者を引き抜くことも明らかにした。

 同社の2017~18年度決算は、純損益が25億5400万香港ドルの赤字だった。先月にはリストラを含む新戦略を発表している。

〔NNA〕