カーテン・窓回り

2018年12月25日(火曜日)

変わる市場に挑む

 カーテン製造卸の2018年度業績はここまで、全般的に前年同期並みか、微減で推移している。用途別ではコントラクトが健闘、住宅は小売りルートで勢いに欠けている。国土交通省によると、新設住宅着工戸数は、18年1~10月が前年比2・9%減の77万9793戸、18年4~10月で見ると前年比0・9%減の57万4748戸と前年を下回る。オーダーカーテンの住宅向けは小売店ルートと内装ルートに大きく分かれる。小売店ルートは、ファストインテリアの盛況ぶりが目立つ。1・5倍ひだが主流になり、店頭表示価格が定着し、店頭値引きの正当性が薄まってきている。

 さらにワンプライス販売が台頭し、手間を掛けない販売方法が取られる中、「こだわりや上質を販売するということが難しくなり、提案型販売が弱体化している。価格面においても依然デフレ傾向が続いている」(カーテン製造卸)状況にある。

 ただ業界筋によると、オーダーカーテンが堅調とされる家具・インテリア小売り大手のニトリでは、オーダーカーテンのアイテム数を絞り込む動きも表面化しており、今後流れが変わる可能性もある。