メーカー別 繊維ニュース

年頭所感

2019年01月07日(Mon曜日) 午前11時32分

〈特定技能への認定を要望/日本輸出縫製品工業協同組合連合会 理事長 越智 仁司 氏〉

 2017年11月に施行された新技能実習制度は、受け入れ団体と受け入れ企業の双方にとって大きな義務と責任の強化を求めると同時に、財政的にも負担を強いるものであり、コストアップをどのように吸収するかが課題になる。縫製業界にとって大変厳しい状況になっており、今後は関係機関と連携し、縫製が特定技能として認定されるよう、国に要望していく。

〈魅力のある組合作る/東京ニット卸商業組合 理事長 八木原 保 氏〉

 昨年は中国・四国地方や九州地方で集中豪雨、北海道で大地震などが発生し、消費動向も厳しかった。2019年もニット業界は依然として厳しい経営環境が続くが、このような時だからこそ、元気を持ってもらえるような、かつ時代に対応できる魅力のある組合作りを行う。そのためにも役員一同が力を合わせて人材育成と業界の発展に向けた活発な活動を進める。

〈魅力ある企業への成長を日本ニット工業組合連合会 理事長 佐藤 正樹 氏〉

 各業種で人手不足が顕在化しており、夢と希望を持った国内外の若者が毎年入社するような魅力を持った会社への成長を会員各社が目指さなければならない。そのために何が必要か課題を克服しながら業界全体で努力する。われわれ自身の進化が必要であると肝に銘じ、国内外での振興事業推進と地域活性化、若手・後継者育成に積極的に取り組む。

〈タオルのイメージ向上へ/日本タオル卸商連合会 理事長 尾池 行郎 氏〉

 当連合会では、“タオル”を「より消費者が身近にイメージできる」ことを目標に活動している。その一環で「4月29日」を「タオルの日」と定め、キャラクターや「ふんわりコミュニケーション」というキャッチフレーズとともに、地道な広告活動を持続して行っている。今年も消費者とのやり取りを通じて、「タオル」のイメージ向上に向かって鋭意努力していく。

〈新たな潮流を主力事業に/オンワードHD 会長 廣内 武 氏〉

 5月から新元号がスタートする。アパレル・ファッション業界にとって平成時代はバブル崩壊後のデフレ長期化で消費者の節約志向が続いた。一方、個性を大事にする「マスカスタマイゼーション」の新たな潮流で業界の先行きにも明るい兆しが見えてきた。オーダーメードスーツ「カシヤマ ザ・スマートテーラー」を、総力を結集して主力事業へと育成していく。

〈戦略実行を加速/三陽商会 社長 岩田 功 氏〉

 今年は新たな成長に向けて、戦略実行を加速する一年と位置付ける。今後の当社の目指す姿を「ジャパン・プレミアム・ファッションカンパニー」と定め、高品質で高付加価値な商品を適正価格で提供する事業展開を実現する。そのために、(1)プレミアムブランド化(2)デジタルトランスフォーメーション(3)M&A・資本業務提携――を重点戦略として推進する。

〈「闘う」姿勢で挑戦/ミズノ 社長 水野 明人 氏〉

 今年からいよいよゴールデン・スポーツイヤーズが始まる。しかし、国内競技スポーツ人口は減少の一途で、市場規模の大きな拡大は期待できないのが現状だ。今年の漢字に「闘(たたかう)」を掲げたいと思う。アスリートが目標に向かって挑戦を続けるように、私たちも「闘う」姿勢をもって挑戦するチャレンジングな一年にしていく。

〈ラグビーW杯に期待/ゴールドウイン 社長 西田 明男 氏〉

 ラグビーW杯日本大会、2020年の東京五輪・パラリンピック開催で産業規模の拡大が期待される。ラグビーW杯は、日本代表チームへのユニフォーム提供をはじめ、大会オフィシャル商材の販売などを通じて盛り上げたい。「ゴールデン・スポーツイヤーズ」の追い風を推進力に変え、製品開発とお客さま起点の販売を通じ社会に貢献できるよう努力する。

〈「モノを創る力」磨く/デサント 社長 石本 雅敏 氏〉

 当社の競争力の源泉「モノを創る力」を磨き続ける。2018年はアパレルの研究開発拠点「DISC OSAKA」(大阪府茨木市)、シューズでは「DISC BUSAN」(韓国)が稼働した。中国の現地法人の売上高拡大など日本、韓国、中国が3本の柱に育っている。生み出した商品の価値をお客さまにお届けするために「売場を創る力」も日々研さんを積む。