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クラレ/タイに総額400億円投資/3社合弁でブタジエン誘導品事業

2018年12月28日(Fri曜日) 午後2時39分

 クラレがタイのPTTグローバル・ケミカル・社、住友商事との合弁で設立したクラレGCアドバンスト・マテリアルズ社はこのほど、ブタジエン誘導品を生産するプラントの建設を決めた。

 クラレGC社はタイのラヨン県マプタプットの石油化学コンプレックスにあるイースタン工業団地にプラントを建設する。2021年末に完工する予定。

 同プラントには、高耐熱性ポリアミド樹脂PA9T(年産1万3千トン)、水素添加スチレン系エラストマーHSBC(同1万6千トン)の設備を導入する。

 クラレが100%出資で設立したクラレ・アドバンスト・ケミカルズ〈タイランド〉社がイソブチレン誘導品MPD(同5千トン)を生産するための設備も導入する。

 3社は16年9月からタイでブタジエン誘導品を製造・販売していくための事業化調査を進めてきており、このほど新プラント建設を決定。これに先立つ今年6月19日にクラレGC社を設立していた。

 資本金は56億バーツで出資比率はクラレが53・3%、PTTケミカル社が33・4%、住友商事が13・3%となっており、社長にはクラレの山本博志氏が就任した。クラレの総投資額は約400億円に上る。