中国学生服関係者に聞く(下)/霊碩集団 総裁 呉 鵬 氏/市場拡大で専門展も好評

2018年12月28日(金曜日) 午後2時41分

 中国の学生服市場ではここ数年、ローカル大手アパレルブランドや韓国の学生服メーカーの参入が相次いでいる。これに伴い、中国最大の学生服展示会「上海国際校服・園服展覧会」も盛り上がりを見せている。主催者の霊碩集団の呉鵬総裁に、学生服市場の現状や展示会の詳細について聞いた。(上海支局)

  ――中国の学生服市場の規模は。

 中国国務院教育部傘下の研究機関によると、市場規模は2千億~3千億元で、毎年約30%で拡大しています。幼稚園、小、中、高校の学校数は約50万校で、生徒数は計2・64億人。うち私立は17万校、4800万人です。

  ――ここ数年は、ローカル大手アパレルブランドなどの新規参入が目立ちます。

 学生服市場ではこれまで中小零細メーカーが圧倒的でしたが、経済発展により生活レベルが上がり、制服への要求も高まる中、近年は大手メーカーのシェアが徐々に高まっています。

 ダウンウエアの波司登や、メンズの報喜鳥、カジュアルとキッズウエアの森馬などがこれをチャンスと捉え、参入しています。

  ――貴社が主催する「上海国際校服・園服展覧会」が好評です。

 2014年の第1回以来、学生服市場の拡大を追い風に規模を順調に拡大してきました。18年は出展企業数145社、来場者数1万6千人で過去最大。規模、内容ともに中国を代表する専門展示会になりました。

  ――同展をこれからどう発展させますか。

 国際化を図りながら、学生服の購買のプラットフォームとして発展させたいです。

 国際化に関しては、韓国学生服ブランド大手のスマートF&Dやヒョンジエリートが出展するなど、一定の成果を上げています。今年は日本のニッケなどの素材メーカーも出展しました。

 来年以降は日本の学生服メーカーにも出展してもらいたいと考えています。

(おわり)