蝶理〈中国〉商業/18年は生地内販が堅調/日本製差別化品を拡大

2018年12月28日(金曜日) 午後2時41分

 【上海支局】蝶理〈中国〉商業の生地の中国内販は2018年、堅調だった。日本製の差別化品がけん引し、売り上げ目標を達成した。来年は既存のファッションブランド向けを引き続き拡大しながら、スポーツとユニフォームの新規顧客の開拓にも取り組む。

 生地内販はこの3年間、ローカルブランド向けのODMを展開する信用リスクが相対的に低い企業への販売を縮小する一方、メンズ、レディースブランドへの開拓に力を入れてきた。これが功を奏し、「今年はファッション顧客への日本製差別品の販売を大きく伸ばすことができた」と生地部の北岡猛経理は話す。

 ODM企業向けも今年後半から再開拓することになったが、「与信管理に厳しく取り組みながら、慎重に進める」(北岡経理)方針を示す。

 来年新規開拓に注力する分野が、スポーツとユニフォーム。スポーツは、ローカル大手ブランドとの取り組みが既に動き出している。中国でコンバーティングする「カジュアル寄りの付加価値素材を武器に丁寧に開拓を進めていく」考えを持っている。

 一方、ユニフォームは今年目立った成果がなかった。来年は、白衣と学生服向けの開拓を狙っていく。