東京西川〈上海〉商貿/統合機に日本向け拡大へ/18年は2桁%の増収増益

2019年01月08日(火曜日) 午前10時54分

 【上海支局】西川産業の上海法人、東京西川〈上海〉商貿は、西川産業と西川リビング、京都西川が2月1日に経営統合するのを機に日本本社向けの大幅な拡大を目指す。2018年業績は前年に比べ2桁%増収、同増益だった。日本本社向け、中国内販ともに拡大した。

 売り上げ全体の9割以上を占める日本本社向けは、本社とともに企画する製品を浙江、江蘇両省の協力工場で生産している。「昨年はウレタン製マットレスが特に好調だった」と池端修総経理は話す。

 内販では代理店2社を通じ、枕を中心に羽毛布団やタオルなどの日本製寝装寝具を販売している。販売店は上海と北京を中心に中国全土に12店あるほか、アリババ集団の「Tモール(天猫)」など複数のネット通販サイトにも出店している。

 内販の売り上げは毎年伸びているが、「値段の高さがボトルネックとなり、伸びは限られる」(池端総経理)。枕の比率が高いのはサイズを問わないためで、日本と中国で求められる大きさが違い、中国向けを生産する必要がある布団は伸び悩んでいる。

 西川グループの経営統合を機に、京都西川と西川リビングの中国拠点は解消し、同社に仕入れを一本化する見通し。一方、西川産業も同社からの仕入れは現状4割にとどまり、6割は直貿や商社経由となっている。そのため、同社は短納期対応などの強みをグループに向けアピールし、仕入れの自社への集約を目指していく。