三備ユニフォームフェア 変わる価値観へ挑戦する(中)

2019年01月17日(Thu曜日)

工夫を随所に盛り込む

 「三備ユニフォームフェア」は16日も、一部の企業のイベントによって福山を中心に各社の展示会場には例年より来場者が多く見られた。話題の電動ファン(EF)付きウエアに加え、夏場の商品として定着してきたポロシャツやハーフパンツなども各社でデザインだけでなく独自の機能を追求。展示手法も工夫を随所に盛り込み、来場者の関心を高めた。

見た目、機能双方で驚き

ジーベック

 ジーベックは、EFウエア「空調服」で多数の新作を打ち出すとともに、空調服に最適な全面消臭・吸汗速乾・接触冷感など多機能なコンプレッションインナーを開発。人気の「現場服」ではサッカー素材を使った夏らしいデザインのウエアを打ち出した。新開発の「伸縮プリーツ」(実用新案)によって、動きやすさは抜群。見た目だけでなく機能性の高さに驚く来場者が多かった。

クール×クールで爽やか

コーコス信岡

 コーコス信岡は19春夏のテーマは“クール×クール”で、展示会場に入ると新商品を含め爽やかなブルーで統一したウエアがお出迎え。人気のカーゴパンツ単体企画「Gカーゴ」ではインスタグラムなどで写真映えしそうなコーナーを設けるなど、来場者を通じた商品の発信にも力を入れる。糸段階で消臭加工した「ニオイクリアEX」はコンプレッションやバラクラバなどで展開。体感コーナーを設け、その効果に驚く人も多かった。

夏を快適に

アタックベース

 アタックベースは夏を快適に過ごせそうな新商品が豊富。「ザ・タフ」7003シリーズは、校倉(あぜくら)織りによる通気性に加え、冷感、ストレッチ性があり着心地が良さを追求したワークウエア。特にパンツは通気仕様と冷感素材の組み合わせで今までにない涼しさを感じてもらえる開発を意識した。「アペックスウイン」では心地良い肌触りとメッシュで抜群の通気性を持ったポロシャツは鮮やかなブルーやレッドなどのカラーをそろえ見た目も涼しそうだ。

機能をデザインに落とし込む

藤和

 藤和は機能をデザインに落とし込む企画が増加。新ラインの「TSデルタ」では「TSマージテック」(圧着縫製)による先進的なデザインが印象的で、触った感覚もこれまでにないシャリ感を持ち、来場者に驚きを与える。ロングパンツやパワースリーブなどもTSマージテックで、縫い目を極力なくし、デザイン性だけでなく着心地の良さを追求。帽子なども投入し、スタイリングの幅も広がる。

“ありそうでない”充実

中塚被服

 中塚被服は「ディモ」で夏場に最適なシアサッカー素材のボタンダウンシャツを開発した。スモールカラーにビジュアルを意識した胸ポケットで、“ありそうでなかった”デザインとなっている。そのシャツとの着こなしでマッチする、ワンタックやカーゴなど4種類のショートパンツも投入。新たなワークウエアのスタイルを提案する。

デザインに統一感

シンメン

 シンメンは、絶妙な配色使いによって、ユーロテイストを表現する「スラッシュ」04900シリーズを開発。肌との接点が少ない軽量ストレッチ素材と効果的なメッシュ使いで、夏場の汗のベタつきを抑えたドライ感が特長で、デザインもレザー調のポケット口仕様など他社にないデザインを追求した。EFウエアの「エスエアー」ジャケットとのコーディネートも可能。デザイン性で統一感を持たせることによってブランディングも意識した。