タイ・インドラマ/米国の再生PET工場を取得

2019年01月17日(Thu曜日) 午前11時3分

 タイのインド系石油化学大手インドラマ・ベンチャーズはこのほど、プラスチックのリサイクル事業を手掛ける米カスタム・ポリマーズPETのポリエチレンテレフタレート(PET)リサイクル施設を取得することで合意したと発表した。

 タイ証券取引所(SET)への報告によると、米南部アラバマ州にある同施設は再生PETフレークと食品向けの再生PETペレットの生産ラインを持ち、年産能力は合計3万1千トン。インドラマの間接子会社インドラマ・ベンチャーズ・ホールディングスが取得する。北米の顧客に供給するほか、食品用再生PETの需要に応える。工場取得の手続きは今年早期に完了する見通し。

 インドラマは、台湾の繊維大手、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)子会社とメキシコの石化大手アルペックの3社による合弁会社が米連邦取引委員会(FTC)から事業認可を取得したとも発表。合弁会社は経営破たんした米化学メーカーのM&Gポリマーズが米南部テキサス州南部のコーパスクリスティ市で建設中だった工場を買収し、PETとその原料を生産する。

 工場の年産能力はPETが110万トン、その原料となる高純度テレフタル酸(PTA)が130万トンで、PTA・PETの一貫生産工場としては北米で最大規模となるという。〔NNA〕