三備ユニフォームフェア 変わる価値観へ挑戦する(下)

2019年01月18日(Fri曜日)

EFウエアの商談に熱気

 「三備ユニフォームフェア」は17日も各メーカーの展示会場で活発な商談が繰り広げられた。備後地区(広島県福山市)に集中していた来場者も児島(岡山県倉敷市)地区へ分散。特に児島では新たに電動ファン(EF)付きウエアに参入するメーカーが多く、会場で熱心に話し込む姿が多く見られた。

EFウエアを初披露

桑和

 桑和は独自のEFウエア「サイクロンエアー」を初披露した。ポリエステル100%で長袖、半袖、ベストの3タイプをそろえ、さまざまなシーンに対応できるベーシックなデザイン。合わせて機能性消臭インナー「ビ・キューム」も開発。より機能が強力なプレミアムタイプも打ち出し、幅広いニーズに訴求する。

ヒスイ練り込みで接触冷感

寅壱

 寅壱は展示会場を一新し、若い世代の感覚に任せ、ブランドイメージを高めるようなレイアウトを演出して目を引いた。鉱物のヒスイ練り込みナイロン糸による接触冷感と軽量性によって夏に快適で機能性に優れたデニム作業服「トライチ」8970シリーズを開発した。ハード加工の色落ち感がおしゃれな印象を与える。

商機を追い風にする

タカヤ商事

 タカヤ商事は、「タカヤワークウエア」で今年2月に法改正によって着用義務化されるフルハーネス装着を考慮しながらも機能性と収納力を備え、まさに商機を追い風にするスタンダートモデルを投入。EFウエア「空調服」では「グランシスコ」ブランドでベストタイプのウエアを多数開発し、ドクロマーク入りのベストも限定商品で打ち出す。

選択肢広げる

中国産業

 中国産業はEFウエア「ウィンドゾーン」の新商品を多数投入。ブルゾン、ベストのアイテムを基本に、遮光・遮熱効果の高いアルミコーティング素材や、ナイロンコーディングし耐摩耗に優れた軽量で丈夫なリップ素材を使ったウエアを充実させた。ツナギ服も投入し、個人ユーザーから企業納入まで幅広く対応できるカラーをそろえる。

ベストタイプ開発

三愛

 三愛は「ジョブズアーマー」でベストタイプのEFウエアを開発。ファン、バッテリーのデバイスは中国産業と共通でお互いの商品を連携して販売に乗り出す。ベストは紫外線防止加工や裏アルミコーティングなどで取り込んだ風を漏れにくくした設計と、脇から風を逃すシステムで快適性を追求した。

『キン肉マン』とコラボ

大川被服

 大川被服は人気漫画『キン肉マン』とコラボしたワークウエアを披露。ベージュは「キン肉マン」、ブラックは「ウォーズマン」など、カラーによってキャラクターのネームが腕に付く。ミリタリーテイストのワークウエア「タスクフォース」では緊急時にすぐ脱げるように特殊ファスナーを前立てに配置するなど工夫を取り込んだ。

デニムの色合い絶妙

エスケー・プロダクト

 エスケー・プロダクトは、素材開発に1年かけたデニムを使ったツナギ服「グレイス・エンジニア―ズ」GE―300を開発。色落ち感にこだわり、絶妙なユーズド感のある色味を追求した。GE―335の綿シャンブレー半袖ツナギ服は、ウエストアジャスターや股クライミングカットなど取り組み、無駄を省いた美しいシルエットに仕上げた。

(おわり)